Maumau.

日常で言えないことをつらつらと。

人生のふしぎ。

精神科のふしぎ

☑メモ
人の前提条件は、とっても怖い。

作業所に居るだけでも、この人はどんな病気だろう?という前提で見てしまう。
多分作業所という名前がよくない。
精神保健福祉士pswと英単語3文字でまとめられるし、ポップに英単語でまとめちゃって良いのではないのかしら。

普通に過ごしていても、ものすごく変なおじさんは居るし、どちらかというと
皆真面目で、寡黙すぎて、毎日がお通夜状態の苦しい雰囲気に苛まれている。
真面目すぎて気まずい雰囲気で見てしまう。

私が何よりも辛いのは、実の母親、弟に、「変だね、おかしいね」と言われるばかりで自尊心がズタズタな事だ。
本当に、家族がメンタル系に理解がありすぎてとっても困っている。
何かしらあったら、「これは統合失調症のサインなんじゃないか」と念入りに調べてくれるからだ。

ただの若さ故の過ちと、不機嫌である。多分。


いや、親戚のなかでも精神疾患ではないけどむっちゃ変な人いたじゃん…。
でもその人「面白い人だね(笑)」で済むけど、私は「大丈夫!?うつなの?!」
と人格否定(とまではいかないが)なかなか理解されない複雑な心境である。
ストレスで心が違う意味でキリキリなのである。

喧嘩で、手をあげてしまったら、皆、精神科入院なのだろうか。
福祉の手のかからない、なんの前提もない一般市民に、きいてみたいです。


私、恥ずかしがりやで真面目に考えすぎて、わりと内気で家族に対して内弁慶なだけだけど…。
もし、それで「うつ」認定されるのであれば、精神科なんてだれでも入れば病気になれるやんか…。


とぐるぐる考えすぎて眠れなくなる。
何故精神科の門を叩いてしまったのか。


茫然自失で、ぼんやりと過ごしていたあのとき、もし母に「心療内科にいく?」と言われたときに、首を横に降り、NOと言って、行かなかった人生のルートがあれば、こんなことにならなかったんじゃないか、と後悔の念が渦巻く毎日である。
(もしただの反抗期における中二病の類いだったら。笑えない。)
過去が大いに改変されるとさすがに困るけど、明日からもし、そのNOといった世界にパラレルワールドとして移行できたら、どんな私になっていただろう。
もし3.11の震災に当たらなかった私がいたらどうなっていただろう。
過去に1時間だけでも自由に体験できる世界があるなら、と夢物語のような事を考えてしまう毎日である。

震災以降、見知らぬ土地に家族まるごと引越してはや5年。
5年近く友達もいない一人暮らしは心が折れそうであります。


片道40分のバスと電車通勤で通う精神科は遠いのである。